【初心者のための不動産投資の疑問】登記と不動産取得税について
「50代の働く女性を応援する不動産投資家の母大家」こと、ゆうり です。
このブログを見てくださり、ありがとうございます。
私ぐらいの50代の人で不動産投資を始めたいと考えている人へ、何か役に立てないかなと思い発信を始めました。
お役立ていただければ嬉しいです。
さて、今回は、先日質問を受けた「登記費用と不動産取得税」の疑問について、書いてみようと思います。
不動産登記は自分が所有している証
物件を購入後には、自分が所有するもの(土地、建物)として、公示しなければなりません。
それは、民法、不動産登記法、その他の政令によって規律されています。
自身が持つ物件を登記することで、権利や義務など、重要なことを社会に向けて公示します。
それらを登記簿に登記することで「自身が所有するという証」となり、一般的に「登記」と呼ばれているものになります。
不動産登記は自分でやるもの?やれるもの?
必ず、司法書士に頼んで登記をしなければならないのか、というと、必ずしもそうではありません。
自分で法務局へ行って登記を行うことも可能です。
しかし、不動産の場合は敷地の形状が複雑であったり、金額も大きく、取引も複雑になるケースが多いため、万が一、誤記登記をしてしまうと、取り返しのつかないことや、時間とお金をかけて正さなくてはいけなくなります。
その点、司法書士である専門家は、様々な知識や経験を持っているので、予期せぬ事態の対応やアドバイスをもらうこともできます。
司法書士への費用は必要なものと割り切って支払うのが得策です。
司法書士への費用はどれくらいかかるの?
司法書士にかかる費用は、一律ではありません。
だからといって、登記内容が違うこともありません。
司法書士にお願いする費用を安くしたいと思うのであれば、それは複数の司法書士から相見積もりを取って依頼することです。
正直私は、自分が物件を購入した時に、不動産会社と取引のある司法書士事務所を紹介され、そのままお願いしました。
当時は、そんなことすらよく分かっていなかったので、何も考えずお願いしていましたが、後から調べてみましたら相場より、25,000円ほど高かったことが分かりました。
司法書士へちゃんと払うことができたことに安堵してしまったこと、こんなものなんだろうなと調べもせずにお願いしてしまったことが原因ですね。
ただ、その時の私は、本業に割かれる時間が多かったので、司法書士を探す時間と手間を考えると、決して大きな出費ではないと考えます。
司法書士によっては、倍近くも金額に開きがあったりもするので、なるべく複数の司法書士から相見積もりを取ることをおすすめします。
司法書士の選定は、買う側で行うのが通常です。
但し、私が先ほどお話しをしたように、仲介業者や銀行融資を利用して購入する場合、司法書士が決められている場合があります。(私の場合は選択できましたが、不動産会社へお願いしました)
登記の目的によって税率が異なります
忘れた頃にやってくる不動産取得税
不動産を購入後(自宅を新築した場合も同じ)に、不動産取得税がかかります。
購入した時点での支払いは発生しませんが、購入から6ヶ月〜10ヶ月後くらいの、忘れた頃にやってきます。
予め、税金額を予測し、支払いに備えてプールしておくようにしましょう。
物件の購入規模によって金額が大きくなります。
私の経験ですが、おおよその目安として、購入価格の2.5%ほどの税金額でした。
下記は、一般的に評価基準となる表になります。
不動産取得税率
まとめ
登記は自分でもできますが、万が一のことを考えて、初心者の場合は司法書士へお願いしましょう。
但し、費用は司法書士によって違いますので、複数のところから相見積もりを取って決めるのが、費用を抑えることにもなります。
物件を購入後6ヶ月〜10ヶ月くらいに、「不動産取得税は忘れた頃にやってくる」ので、こちらも予め準備しておくことが必要です。
不動産投資は、「お金をかけなければならないもの」「支払わなければならないもの」があって、判断に悩む時があります。
予め情報を入手して、最低限で抑えることを心がけていきましょう。