【ご実家の売却】新たな一歩を踏み出した母娘の嬉しいご報告
今年の4月のはじめに、ご実家の売却のご相談を受けました。
今まで、地方でお母様がお一人でお住まいになっていたご自宅マンションを売却して、東京に住む娘さんご家族と一緒に住むために決断をしましたとお話をしてくださいました。
そのご実家が、ご相談をいただいてから2ヶ月のスピードで売却できたという、嬉しいご報告をいただきました。
人生の節目にいただいたご実家の売却のご相談
お申し込みをいただいてから、娘さんとお母さまの3人で、zoomの画面越しでヒアリングをさせていただきました。
お話を聞いていく中で、お母様にとっては生まれてからずっと暮らしてきた場所を離れる、人生の大きな節目の時であることが分かりました。
そんな決断をされた時にご相談をいただき、とても嬉しく感じたと共に、身が引き締まる思いでした。
私がアドバイスをさせていただいことは、見積もりを数社から取っていただき、金額や条件、営業マンや会社の姿勢をみていただくようにお願いをしました。
そして、クライアント様には、いつでも相談ができるという安心感を持ってもらえるようにしました。
私自身、住宅業界に30年間従事していた経験と不動産投資をしている経験があり、自分がクライアント側に立った時の気持ちは理解はできますので、交渉の際に、不動産会社とのやり取りで分からなかったことや、疑問に思ってもその場では聞けなかったことを聞けるような、安心感だけは持っていてもらいたいと考えていました。
ご実家がある地域は、人口も減少をしている地域でもあり、売却も時間を要するか大幅な値下も視野に入れなければならない不安が私の中にはありました。
そして今回は、お母様と娘さんが頑張られたおかげで、ご相談からわずか2ヶ月で売却が決まりました。
ご購入をされた新しい入居者の方も、とても良さそうなご夫婦だそうで、安心をしてご実家を売却できるとご報告をいただき、私もとても嬉しくなりました。
今の時代の住まいは、人生のステージで形を変えていくもの
私が現役のプレーヤーで仕事をしていた頃は、住宅の間取りから屋根、外装、内部のクロス、キッチンや洗面台やトイレの水回りにおける全ての打ち合わせをしていました。
私自身も20代で家を購入し、何年もローンを支払う重圧がのしかかっていた大変な時期でしたので、クライアントの立場に立って理想とする形に近づけるように真剣に向き合ってきました。
当時はまだ30代でしたので、住宅を建ててこれから”始まる”ことのお手伝いをしていましたが、歳を重ねた今は、”仕舞う”ための、売却や相続のコンサルをさせてもらうようになり、私自身の人生の流れに添った形でお仕事をさせてもらっていることに、有り難さと嬉しさを感じています。
今回のクライアント様は、人生のステージが変わる節目を迎え、今まで住んでいた家を手放し新しい環境で生活をスタートをさせるタイミングに、私自身が関われたことにも喜びを感じています。
住まいは、人生に切っても切り離せないものです。
高校生の時に、衣食住のうちのどれかを仕事にしようと考えて、父の背中を見て住を選びました。
そんな私も50代を迎え人生のステージが変わり、ずいぶん前に当時の父の年齢を超えました。
今までたくさんのことを経験をさせてもらいましたので、そのことがきっと役に立つと信じています。
これからも住まいに限らず、人の人生の役に立つことができれば嬉しいなと思います。